見もしないでガンダム00を語る


本当に見ていないので、以下の文は完全に与太。

ガンダム00に関する自分の全知識

 前評判の悪さに関しては仕方ないと言うか、自分も含めて「オタクは勝手だな」としか言えない。「ガンダムっぽくない」はターンAの時だって散々言ってたし、「ガンダムマイスター」の響きは確かにアレだが「ガンダムファイター」の方がどう考えたってもっとアレだ。
 で、実際始まってみたら評判が良いらしい。自分も含めて「オタクは勝手だな」としか言えない。まあ、それはそれ、これはこれ。過去よりも未来よりも、今この現在の自分が最も正しい!

アニメ界のガンダム

 少し方向を変えて。
 よくガンオタの間で挙げられる宇宙世紀じゃないガンダム作品の難癖に「この作品がガンダムである必要性はあるのか?」と言うのがある。
 ガンダムらしさって何だという話になると自分には何とも言えないし、一番偉い人は「目が二つあってアンテナついてたらマスコミがガンダムにしちまう」と言っている。ガンダム00ガンダムらしさに関しては、見てないので本当に何も言えない。
 必要性の話なら、一番大事なのは単純に「看板としての効果」でいいんじゃないかなと言うのが自分の意見。
 「ガンダム」というもののアニメ界隈における影響力の凄まじさは今更語る必要の無いもので、実際とりあえずガンダムと名が付いていれば一回は見てみるという人は山のように居るだろう。
 例えどれだけ優れた傑作アニメであろうとも、見てもらえなければ糞にも劣る。you tubeニコニコ動画、DVDの普及やらなんやらで、視聴者側の作品への手の伸ばしやすさは格段に良くなったが、いくら流通が良くなっても、それを視聴者が見ようと思わなければ、興味を覚えなければその作品に触れられることはない。「とりあえず一回見てもらえれば納得して貰えるのに」と言う製作側の欲求の中で、ガンダムのネームバリューの絶大さは魅力的に過ぎるだろうと思う。
 一回目、見ようと思うきっかけは『ガンダムだから』でいい。一回見てもらって、続けて見させる理由が『実際に面白いから』になっていればいいのだ。少し論旨はずれるが、『プロレスが強いんじゃない。強い奴がプロレスなんだ』な感じで『ガンダムが面白いんじゃない。面白く出来る自信のある奴がガンダムを名乗って良いんだ』と言う製作主義はどうだろう。
 実際GやWやXも、どれもとてもとても面白いけど、ガンダムの名が無ければ今ほどの知名度が得られるはずもない。そう言う意味でこれらの作品群はガンダムの名を冠す資格があったと言えるんじゃないだろうか。

何が言いたいのかと言うと

 ハリウッド版ドラゴンボールには期待している。