降臨賞作品個別感想3

早くもペースダウン。危険な兆候だ。

  • 22.id:u1kobaさん
    • 女の子:
      感動のあまり涙が止まりませんでした。
    • 展開:
      ネット右翼とかそう言う感じのとは違う次元で美しい情景だと思いました。この芸術的風景を作り上げることが出来る、日本と言う国の素晴らしさを後世まで伝えたい。
    • 文章:
      無駄の少ない文章だと思いました。
    • フレーズ:
      「感動的なまでの愛国的活動」
      たしかに、たしかに、愛はあると思いました。ラララララ。
    • その他:
      でも、降ってきたじゃなくて落ちてきただけですよね。
  • 23.id:avenaさん
    • 女の子:
      超好きです。ツンデレだが、ツンデレだから好きと言う訳ではない気がする。
    • 展開:
      単調かな、と思いましたが、自分には最後の一文がベタながら大どんでん返しとして機能しているので、個人的に問題ありません。
    • 文章:
      地の文と会話文が切り離されて別パートになってるように見えるのが気になりました。改行による空白のタイミングがよく判らない、と言うか。
    • フレーズ:
      「頼まれた以上、挑発した人間として、責任をとろうと思った」
      二つの読点に、「発言した以上、仕方なくやってるんだからね!好きで降臨するんじゃないんだからね!」感を読み取った訳です。
      「上を見上げれば、真っ青な空が、真ん丸に切り取られている」
      普通に好きな表現です。
      「空から降ってきた少女に、なりたいと思った」
      上昇中、及び降臨中に彼女がどんな表情をしているかは彼女の細かな性格によるので何とも判らないのですが、このフレーズの最中の彼女は間違いなく、きゅっと締まった真面目な表情になっているに違いなくて、そう言う表情が自分、いや、自分たちは大好きなわけです。
    • その他:
      初見、トランポリンが出てきたので勝手にライバル視してました。実際はあまり関係ないサブアイテムとしてのトランポリンだったので、ホッとしたことを覚えております。
  • 24.id:SATOさん
    • 女の子:
      縫い目のないつるつるした服。うむ。
    • 展開:
      ファンタジーなのか、現実との紙一重の境目なのか、はっきりしないのでちょっともやもやします。女の子がゆっくり落ちてくるあたりとかで。
    • 文章:
      読みやすかったです。一人称でも良かった気がするので、特に三人称を選択した判断理由等があれば、参考までに教えていただきたいです。
    • フレーズ:
      「空なんてあるわけないだろ、と」
      空がなければこの手で開く!それから女の子降らせる!と言う気迫を感じました。
      「ネズミは見たことある?」「遊園地、で握手してくれる人ですか」
      この稚気。もしや幼女なのか。
    • その他:
      何故、黒いメリケンネズミと黄色い電気鼠を知っていて音速のハリネズミを知らないのか。と思いました。
  • 25.id:wani-labさん
    • 女の子:
      私の宗教観に照らし合わせると、この子は女の子ではなく肉に分類されるので、ストライクゾーン外です。死体の擬人化も苦手ですし。
    • 展開:
      ぶっ殺す!と心の中で思ったときには既に女の子は殺している訳で、プロシュートの兄貴はやっぱり凄ェやと思いました。ここでいうプロシュートの兄貴はwani-labさんのことです。
    • 文章:
      気の利いた表現や抉りこむような描写が散りばめられていて、力とパワーを感じました。ただ、推敲はもう少ししてもらった方が良かったかと思いました。一人称の主人公が寝ていたのに降臨中の女の子の状況を語ったりとか、電線を真っ二つにしたあと背骨が真っ二つで、ちょっとくどかった、とか。「背骨が真っ二つ」自身は好きな描写ですけど。
    • フレーズ:
      「これがもしライトノベルだったら」
      勝手に黒い感情を感じ取りました。
    • その他:
      漆黒の殺意であることよなあ、と思いました。あと、車のローンを払うのは父親だと思います。
  • 26.id:yuubokuさん
    • 女の子:
      人類女性のライフコースを全く辿らない純粋な「女の子」と呼ぶべき存在。もし実在するなら畏敬の念を感じずにはいられません。「存在してくれていてありがとう!」感。
    • 展開:
      変化球とはこうして投げるのだよ、と言われながらデッドボールを食らった気分になりました。最後があまりにも投げやりすぎて。
    • 文章:
      決め手はもちろん棒グラフなのですが、文章そのものも素敵表現が多くて総じてレベルが高い、と思いました。
    • フレーズ:
      「発展に発展を重ねた挙句の果てに、無理がたたってセコンドにタオルを投げられるほどの先進国」
      そう言う表現もあるのか!
      「難問(チャレンジ)」
      あえて挿入したルビに、高田純次的殺意を感じます。
      「正直どうでもいい」
      どうでもいいことをあえて言葉で伝えることで「どうでもいい」感をさらに倍加させる高等技術。「昭41ひのえうま」とどっちの方が笑ったかは、きわどい所ですが。
    • その他:
      せっかくなので、もっと長々、だらだらとした講釈が聞きたかったです。