降臨賞感想

【降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナルの創作小説・漫画… - 人力検索はてな
降臨賞終了のお知らせ - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部
降臨日記 - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部
降臨賞へのお叱りについて - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部


紆余曲折の末、ついに終了した降臨賞。引きこもりだったnekoyanagiwが「ちょっと、外、出てみようかな」と思い立った記念すべきイベントであるので、いろいろ思ったことをメモっておこうと思う。


投稿前、開催中
投稿を決意するに至った経緯については前のエントリーで書いたとおり。小説って書き終わっても賢者モードに入らないんだなあ、と言うことを知った。自分の作品は62番目だったので、全体のちょうど半分くらいのところか。少し上の方にid:wonder88さんがいたり、真上がid:Masao_hateさんの渾身の縦シューティングだったりして「ヒィッ!」と思ったのも、当時のよき思い出。終了を待つ間もぽつぽつとスターをいただいて、ほっこりした気分だった。


終了、採点発表
終わって見れば127回答+1。他にも非投稿作品がいっぱい。よくもここまで集まったものだと言う感想。xxさん可哀想だなーとも思った。しかもその日のうちに結果発表するとかで、相変わらず化け物だと思っていた。で、優勝作品発表!おめでとうございます!ワー!そして始まるid:xx-internetさんの地獄の一週間。


評価方法について
個人的に気になったのは、以下の二点。

  • 優勝者が200ポイント、特別賞が500ポイントであること
  • 優良作品の評価基準に、「ファック文芸部員だから」とあったこと

上については、その特別賞があのjava scriptと縦STGなのだから、正直仕方ないと思ってはいる。単純に「空から降ってくる女の子がテーマの『作品』を募集」だったなら、あのどちらかが優勝だったんだろうし。id:DocSeriさんには大層失礼だが、小説部門であの二つを上回るインパクトのある作品は無かったと思う。(DocSeriさん、自作へのスターと感想ありがとうございました)
それでもあえて「特別賞」として設けたのは、xx-internetさんの規範と良心によるものだろう。


二つ目については、id:north2015さん、id:a-kubotaさんが指摘しているとおりで、もし、そういう評価基準が設けられているのだったら、あまり納得のいくものではないと思う。ただ実際は設けられてはいなかったのだから、xx-internetさんが謝罪した通り、単純に言い方が悪かったということでおしまいの話だろう。
何にせよ、あのフレーズは入れるべきではなかった。ファッキンガム殺人事件経由以外で降臨賞にたどり着いた人には、「なんじゃそりゃ」としか言えないはずだ。xx-internetさん曰く「書いておかないと嘘になるから」との事だが、少なくとも公平さを示す点では、嘘になってもその点は触れずにおくべきだった。「なんか良作判定の作品、ファック文芸部の人のが多い気がするんですけど」といちゃもんを付けられた時に、初めて説明する箇所だったんだと思う。

  • そういう点では、公平さの点ではIDを見ずに作品だけ読むとか言う方法もあったのかも知れない。より面倒そうだけど。
    • 匿名ダイアリーを活用すれば、と一瞬思ったが、よく考えたらそれ前やってましたね、すみません。あの時も眺めてたら揉めてた気がする。


稀少性に対する考え方については、そんなもん質問者のさじ加減ひとつなのだからどうこう言う筋合いは無い。その辺は最初に「稀少性で判断」と書かれてあった時点で、回答者は価値判断において公平ではない評価をされることは了解しておくべきだったはずだ。全作品を相対的に見た場合の公平さは十分保たれていたのだから、それで十分だろう。「稀少性で評価、という話を聞いて、どういう方法で評価するのか興味を持っていた」と言う人にとっては、もしかしたら期待はずれな部分があったのかも知れない。しかしそれについても、運営方面で文句を言う話ではない、と思う。それこそ人によりけりで、万人の正解なんて無いんだから。


また自分としても、評価の部分についてはあくまでおまけであると考える立場だ。DocSeriさんの言うとおり、「文章を書くきっかけが、読ませる場があったということこそ価値」だろうと思う。xx-internetさんの用意したテーマを見て、100人以上の人間がインスピレーションを起こし、それを形にした物を読んで357user(1/18現在)以上が楽しんだ、そしてそれに自分も参加したと言うのが、自分にとって一番大事なこのイベントの成果だ。重ね続けて本当にありがとうございました、と言いたい。
もちろん賞の部分をおろそかにしてただの発表会にする、と言うのも張り合いが無い話で、やはり評価があった方が嬉しい。実際、賞が取れるなんてかけらも思ってなかったにしても、自分が評価されなかったのは悔しかった。て言うか、表の追加要素の部分に何もなかったのが悔しかった。次こそは記憶に残る作品を、とか考えたりして。なので、代表して評価方法について苦言を呈された方々には、敬意を持ちたいと思います。


その後
結局、参加者126名で、不満を申し立てた方4名(うち2名ネタ&釣り)と言うのはイベントとしては間違いなく大成功の部類だろうと思う。その結果として、xx-internetさんが今後こういう物を催すことは無い、と言うことになったのは本当に残念としか言いようが無い。xx-internetさんが今年に入ってから、随分とアクティブに動いておられるようだったので、とても期待していた、と言う背景もある。

ただその結果として、現在飛翔賞、乳メイド賞、アンチノックス賞が開催されたわけで、今後得られるものも大きそうだ。とりあえず飛翔賞は投稿した。


id:end-rollさんとファック文芸部のこと
まあ、釣り的な何かだったらしいのだけれども。
降臨賞は、あくまで「空から女の子の降ってくる」小説の投稿会だったはずだ。xx-internetさんの中での目論見とか、評価の裏ルールがあったりするのは置いておくとしても、最終的にその全てをファック文芸で掻っ攫っていこうと言う姿勢はいかがな物か。題材がファックなのと、行為としてのファック文芸は別だと思う。それこそ、身内の中だけでやってくれよと外部の人間には思わずにはおれない。参加した中でファ文界隈の人なんて10人(くらい?)もいないんだし、残りの100人弱はもう少し真っ当な活動してる人たちだろう。何であんたらのファック芸につきあわされにゃいかんの、時と場所を選んで欲しいと思ったけど、そういうの気にしなくて動くからファックなのか。迷惑だと言ったら「知ったことか」と言われた。引きこもりをやめて外に出たらいきなり通り魔に遭った感覚。


何にせよ、初めて本場の、たち悪い系のファックを見た。はてな界隈には根性の悪い人間がいるんだなあ、と言う感想。て言うか、全盛期はいつもこんなことばかりやってたのかなファック文芸部。超怖い。


今後
とりあえず、今日の夜までに乳メイド賞考えよう。
何にせよ、xx-internetさんにおかれましてはお疲れ様でした。また楽しい記事を心待ちにしております。