僕たちはツェペリ一族の鉄球講座LESSON4を忘れない

友人O宅で、グレンラガンを最終話まで見せられる(犯罪)。
今まで自分は毎月DVDがリリースされるのを待って、それをレンタルして見ていた。タダ見は断固拒否し、友人内でグレンラガンの話になった時も「ネタバレは後数ヶ月待ってくれ」と頼んでいた感じだった。
ところが最新の7巻が、なんというか、テンションの低い、いわゆる『溜め』にあたる巻だったため、今回の誘惑には打ち勝つことが出来なかった。だって見たいんだもん。
まあ、それで最後まで見て、DVDを買うことに決めたので勘弁していただきたい。出来ればリボルテックグレンラガンも欲しい勢いだ。


自分は基本的に「享受した創作物にはお金を落としたい」主義なのだが。だからYouTubeでもニコ動でもそのままアニメ一本流れているようなのは見ない。見たかったら最低限、ゲオでレンタルしてくる。
ただ、ゲームやDVDを中古で買っても、作り手には一切お金は入らない。これを自分の中で許容しているのは自己矛盾なんじゃないかと思ったので、ちょっと分析してみる。
で、多分一番近いのが動物愛護団体の菜食主義の観念(「動物が痛い思いをしたことを想像すると、とても肉は食べられません」とかの奴)なんじゃないかと言う結論。
なんのジャンルにせよ、『何かを作れる人』全般に尊敬の念を持っているため、全く自分の腹を痛めずにその創作物を消費することに後ろめたさを覚えているらしい。その作品を、何の引け目もなく楽しむための最低条件が『一円でもいいから自分の金を使うこと』になっているようだ。
あと、「人から借りて見るのはお金全く使わないけどOKなのか」問題と「地方では放映されてなくてDVDにもまだなっていない物が見たい場合」問題(今回のグレンラガンも実はこれだけど)については面倒くさくて考えるのをやめた。誰か暇な人に分析してもらいたい。


まあ、ともかく、グレンラガンDVDは買うよ。買うとも。

天元突破グレンラガン 8 [DVD]

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