まずニューヨークを想像して、次にその足元が薄氷一枚でいつでも下に落っこちる感じをイメージ

今日、車を運転中、何故か唐突に「あ、ベビーカーってお母さんが子供を抱っこし続けると疲れるからそれをサポートするための乗り物なんだ」ということに気づいた。て言うか今まで気づいてなかった。
そんなことも気づかずに今までベビーカーを中途半端に認識したまま生きてきたのか。だから俺は駄目なんだと落ち込んだので、何か知らないけど俺すごいなあ、と思った。

これはひどい、と口と鼻を手で押さえながら

なんと言う有様だ。とても正視に堪えない。
しかも、このすえた臭い。10秒たりともこの場にいたくないぞ。


自己DISとかそんなレベルじゃなくて、もう死ねばいいのにー。


そんな感じで、乳メイド賞には投稿しました。無事投稿した、とはとても言えない。火だるまだ。


【乳メイド賞】巨乳持ちのメイドさんに朝起こしてもらうオリジナ… - 人力検索はてな


何故こんなのがラストを飾る作品。間に合わせられなかった因果応報か。そりゃそうか。ぐわぁ。

降臨賞感想

【降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナルの創作小説・漫画… - 人力検索はてな
降臨賞終了のお知らせ - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部
降臨日記 - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部
降臨賞へのお叱りについて - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部


紆余曲折の末、ついに終了した降臨賞。引きこもりだったnekoyanagiwが「ちょっと、外、出てみようかな」と思い立った記念すべきイベントであるので、いろいろ思ったことをメモっておこうと思う。


投稿前、開催中
投稿を決意するに至った経緯については前のエントリーで書いたとおり。小説って書き終わっても賢者モードに入らないんだなあ、と言うことを知った。自分の作品は62番目だったので、全体のちょうど半分くらいのところか。少し上の方にid:wonder88さんがいたり、真上がid:Masao_hateさんの渾身の縦シューティングだったりして「ヒィッ!」と思ったのも、当時のよき思い出。終了を待つ間もぽつぽつとスターをいただいて、ほっこりした気分だった。


終了、採点発表
終わって見れば127回答+1。他にも非投稿作品がいっぱい。よくもここまで集まったものだと言う感想。xxさん可哀想だなーとも思った。しかもその日のうちに結果発表するとかで、相変わらず化け物だと思っていた。で、優勝作品発表!おめでとうございます!ワー!そして始まるid:xx-internetさんの地獄の一週間。


評価方法について
個人的に気になったのは、以下の二点。

  • 優勝者が200ポイント、特別賞が500ポイントであること
  • 優良作品の評価基準に、「ファック文芸部員だから」とあったこと

上については、その特別賞があのjava scriptと縦STGなのだから、正直仕方ないと思ってはいる。単純に「空から降ってくる女の子がテーマの『作品』を募集」だったなら、あのどちらかが優勝だったんだろうし。id:DocSeriさんには大層失礼だが、小説部門であの二つを上回るインパクトのある作品は無かったと思う。(DocSeriさん、自作へのスターと感想ありがとうございました)
それでもあえて「特別賞」として設けたのは、xx-internetさんの規範と良心によるものだろう。


二つ目については、id:north2015さん、id:a-kubotaさんが指摘しているとおりで、もし、そういう評価基準が設けられているのだったら、あまり納得のいくものではないと思う。ただ実際は設けられてはいなかったのだから、xx-internetさんが謝罪した通り、単純に言い方が悪かったということでおしまいの話だろう。
何にせよ、あのフレーズは入れるべきではなかった。ファッキンガム殺人事件経由以外で降臨賞にたどり着いた人には、「なんじゃそりゃ」としか言えないはずだ。xx-internetさん曰く「書いておかないと嘘になるから」との事だが、少なくとも公平さを示す点では、嘘になってもその点は触れずにおくべきだった。「なんか良作判定の作品、ファック文芸部の人のが多い気がするんですけど」といちゃもんを付けられた時に、初めて説明する箇所だったんだと思う。

  • そういう点では、公平さの点ではIDを見ずに作品だけ読むとか言う方法もあったのかも知れない。より面倒そうだけど。
    • 匿名ダイアリーを活用すれば、と一瞬思ったが、よく考えたらそれ前やってましたね、すみません。あの時も眺めてたら揉めてた気がする。


稀少性に対する考え方については、そんなもん質問者のさじ加減ひとつなのだからどうこう言う筋合いは無い。その辺は最初に「稀少性で判断」と書かれてあった時点で、回答者は価値判断において公平ではない評価をされることは了解しておくべきだったはずだ。全作品を相対的に見た場合の公平さは十分保たれていたのだから、それで十分だろう。「稀少性で評価、という話を聞いて、どういう方法で評価するのか興味を持っていた」と言う人にとっては、もしかしたら期待はずれな部分があったのかも知れない。しかしそれについても、運営方面で文句を言う話ではない、と思う。それこそ人によりけりで、万人の正解なんて無いんだから。


また自分としても、評価の部分についてはあくまでおまけであると考える立場だ。DocSeriさんの言うとおり、「文章を書くきっかけが、読ませる場があったということこそ価値」だろうと思う。xx-internetさんの用意したテーマを見て、100人以上の人間がインスピレーションを起こし、それを形にした物を読んで357user(1/18現在)以上が楽しんだ、そしてそれに自分も参加したと言うのが、自分にとって一番大事なこのイベントの成果だ。重ね続けて本当にありがとうございました、と言いたい。
もちろん賞の部分をおろそかにしてただの発表会にする、と言うのも張り合いが無い話で、やはり評価があった方が嬉しい。実際、賞が取れるなんてかけらも思ってなかったにしても、自分が評価されなかったのは悔しかった。て言うか、表の追加要素の部分に何もなかったのが悔しかった。次こそは記憶に残る作品を、とか考えたりして。なので、代表して評価方法について苦言を呈された方々には、敬意を持ちたいと思います。


その後
結局、参加者126名で、不満を申し立てた方4名(うち2名ネタ&釣り)と言うのはイベントとしては間違いなく大成功の部類だろうと思う。その結果として、xx-internetさんが今後こういう物を催すことは無い、と言うことになったのは本当に残念としか言いようが無い。xx-internetさんが今年に入ってから、随分とアクティブに動いておられるようだったので、とても期待していた、と言う背景もある。

ただその結果として、現在飛翔賞、乳メイド賞、アンチノックス賞が開催されたわけで、今後得られるものも大きそうだ。とりあえず飛翔賞は投稿した。


id:end-rollさんとファック文芸部のこと
まあ、釣り的な何かだったらしいのだけれども。
降臨賞は、あくまで「空から女の子の降ってくる」小説の投稿会だったはずだ。xx-internetさんの中での目論見とか、評価の裏ルールがあったりするのは置いておくとしても、最終的にその全てをファック文芸で掻っ攫っていこうと言う姿勢はいかがな物か。題材がファックなのと、行為としてのファック文芸は別だと思う。それこそ、身内の中だけでやってくれよと外部の人間には思わずにはおれない。参加した中でファ文界隈の人なんて10人(くらい?)もいないんだし、残りの100人弱はもう少し真っ当な活動してる人たちだろう。何であんたらのファック芸につきあわされにゃいかんの、時と場所を選んで欲しいと思ったけど、そういうの気にしなくて動くからファックなのか。迷惑だと言ったら「知ったことか」と言われた。引きこもりをやめて外に出たらいきなり通り魔に遭った感覚。


何にせよ、初めて本場の、たち悪い系のファックを見た。はてな界隈には根性の悪い人間がいるんだなあ、と言う感想。て言うか、全盛期はいつもこんなことばかりやってたのかなファック文芸部。超怖い。


今後
とりあえず、今日の夜までに乳メイド賞考えよう。
何にせよ、xx-internetさんにおかれましてはお疲れ様でした。また楽しい記事を心待ちにしております。

降臨賞応募作品自評

自分には飲み友達が一人居て、そいつと酒を飲むときは絶対に、『ああ、空から俺だけを好きになってくれる女の子が降ってこないかなあ』と挨拶代わりに愚痴ることにしている。
そんなクズが、こんなものを見せられて半泣きになってしまって、その時の感情(羞恥系)を起爆剤にして書いたのが上の作品だ。
記念すべき、初めてお外に出したmy小説。おめでとう、俺。ありがとう、俺。と、xxさん。鬼畜。


で、my評。と言う名の自分語り。と言う名の予防線。
正直なところ、自分はこの拙作が大層お気に入りだ。
と、言うのは、自分は降臨賞に参加しようと決めたとき、「よし、自分的に萌える女の子を書こう」と思っていた。実際にそのつもりで書いた。俺の中の、空から降ってくる女の子を取り戻す!そういう気概だった。
それなのに、書き上げたものを改めて読んでみると、出来上がったのは「確かに空から女の子は降ってくる。だけど、お前ごとき薄っぺらな藁の家に降ってきた女の子を捕まえておけるわけねえだろ、ピヨピヨ」と言う話だった。(『僕』はもちろん自分自身のアバターであることを、念のため注記しておく)


少なくとも自分は読み直してそういう話だと思ったし、書いている最中は本気で自覚が無かった。前々から、自分は己の文章力の7割方を自分を傷つけることと予防線をはることのために使っているとは気づいていたが、まさか無自覚のうちにセルフDISまでかませるように成長していたとは。


当初、この話には「『僕』もトランポリンを使って成層圏にいる佳代子を追いかけていく」と言う続きがあった。「女の子が降ってくるのを待ってるんじゃなくて、自分から空にハンティングしにいくようなアグレッシブさが欲しいよね」とかそんなオチを考えていたのだ。だが、佳代子が成層圏まで行った時点で、唐突に書く気力が失せて没にした。字数がオーバーしていることも理由ではあったが(どっちにしろ1500字だけど)、読み終わってからその本当の理由を知った。自分が本当に自分に伝えてあげたかったテーマは、「お前は這え。あの子は飛ぶ」だったのだ。自分を傷つけるのはこんなにも楽しい。自分を傷つける=自分をファッコ=マスターベクション。


と、言うわけで、降臨賞は小説を書くと言う娯楽の楽しさを思い出したと言う点で、本当に有意義なイベントだった。この感情を、この賞に何かしら心を傾けた多くの方々に「ありがとう」と言う言葉で伝えたい。と思う。

降臨賞投稿作『お前に俺の娘はやらん』

佳代子は学生時代トランポリン競技の選手をやっていて、国体なんかにも出て地元じゃそこそこ有名な女の子だった。
引退した今でも唐突に跳びたくなることがあるらしく、そんな時彼女は僕みたいな暇人に声を掛ける。


その日、電話を受けて休日の公園にやってきたのは僕一人だけだった。おかげで、野外にトランポリン台を設置するのに2時間掛かった。へとへとになって座り込んだ僕を尻目に、今佳代子は、僕の組み立てた台の上を飛び跳ねている。


佳代子はいつだって、誰よりも高く跳ぶ。僕は佳代子が、宙空でくるくると木の葉のように舞っている姿を見上げているのが、何よりも好きだった。全身を空に投げ出すようにして上下に跳ねる佳代子は、どこかやけっぱちで、しかし美しかった。
しかしそれでも、今日の佳代子は跳びすぎだ。まさか雲よりも高く跳んでいくとは。
そう言えば電話口で、彼氏と喧嘩したとか言っていたな。青い空に吸い込まれるようにして消えていく彼女を目で追いながら、僕はそんなことを考えていた。


僕を我に返らせたのは、懐から鳴り響く携帯の着信音だった。発信者は、たった今豆粒になって姿を見失った佳代子。慌てて電話に出ると、「跳びすぎちゃった」と言う、少し照れたような声が、風を切る音とともに聞こえてきた。
「…よく、電波届くね」
混乱した僕の言葉は明らかに見当違いのものだったと思うが、
「衛星が近いからかな?」
佳代子の返事もなかなかにとぼけたものだった。


トランポリン経験者の弁によると、これだけの高さから落下すると、トランポリンのケーブルが延びきって真下の地面に衝突する恐れがあるらしい。僕は彼女の指示に従い、台の下の土をスコップで取り除き始めた。深く穴を掘れば、地面との衝突は避けられる。らしい。

作業中、目下上昇中の佳代子からの電話は5分おきに掛かってきた。
やれ「雲に突っ込んだ」だの、「富士山が見えた」だの。一人で退屈なのかも知れないが、僕も忙しいのでろくな返答が出来ない。


「風が冷たいけど」

「ん?」

「すごく景色いいよ、ここ」

「だろうね」

「多分、今、君が想像しているのより、100万倍も綺麗だよ」

「そうかな」

多分、それはないと思う。佳代子の視界に、宙を舞う佳代子の姿は映らないのだから。


「あ」

「何?」

「落ち始めてる」


佳代子が上昇に費やした時間は25分。落下に掛かる時間も25分だ。タイムリミットまでに、佳代子が空から降ってくる前に、出来るだけ深く穴を掘らねば。僕はスコップを握る手に力をこめた。


25分後。
指の感覚が無くなっても構わず地面を掘っていた僕の耳に、さっきは電話口から聞こえた音が、直接聞こえてきた。佳代子が風を切る音。佳代子が降ってくる。
不意に力が抜けて、僕は自分の掘った穴の土壁にもたれかかる。


がしゃあん、と言う音が頭上からしたのは、その直後だ。天井が、いや、トランポリンのベッドがケーブルを軋ませ僕の眼前まで落ちてくる。スプリングを限界の限界まで伸ばしながら、ニードロップの体勢で落ちてきた佳代子の体を受け止めたトランポリンは、しかし僕の掘った穴の底にぶつかることは無かった。
ギチギチと音を立てる金属製の繊維一枚を隔てて、僕は佳代子を見た。佳代子もニードロップ着地の姿勢のまま僕を見た。広がりきったケーブルの隙間から、見たことがないほど素敵な彼女の笑顔が見えた。


「ねえ、」
次の瞬間、再び佳代子が空中に発射された。ロケットのような勢いで。


そりゃそうだ。


自分の掘った穴から這い出て空を見上げたが、やっぱり彼女の姿は見つからなかった。
今度は成層圏くらい突破したかもしれない。


(了)


降臨賞応募作品。

本屋超楽しい

漫画アクション落合尚之罪と罰第47話を立ち読み。


目方「ああっ!五位検事の目つきが鋭くなった!これは検事のインスピレーションが働いたしるしだ!
この特徴から五位検事は別名『五位検事目つき悪っ』と呼ばれている!
あの、鋭い目から逃れられる犯人は一人もいないんだ…!さあ、始まるぞ。五位検事の名推理が!」


あ゛あ゛あ゛〜本当面白いなこの漫画は。上のはともかく。今年こそは原作を読むぞ。何とかこの漫画終わる前に読みきるぞ。


店内ですれ違ったいい感じのお姉さんをストーキングするのが趣味です。つけまわす訳じゃなくて、こっそり移動位置を確認しながらどんな本が趣味なのかを眺めてるだけだから、バレなきゃ犯罪じゃないと思ってます。お姉さんが漫画コーナーの秋田書店周りを物色してて、平積みの戸田版ジャイアントロボを手に取った瞬間、小さくガッツポーズをしてしまった。


鈴木先生読むの忘れてた。